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ベトナム市場の可能性 – まだまだ遅くないベトナム進出

Column 16.06.2021

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沖縄海邦銀行 かいぎんエコマガ vol.90 2018年 4月号掲載


日系企業のアジア進出は未だ加速する一方である。チャイナプラスワンとして、注目されてきたベトナムだが、本当にビジネスチャンスはあるのだろうか。ベトナム市場の可能性について、実体験を交えて紹介したい。


1. ベトナム進出はもう遅い?

私のベトナム滞在は早4年目に入ったところである。出張先からベトナムに戻ってくる度に、タンソンニャット空港で生暖かい空気とともに毎回感じることがある。それは、日本人の数の多さである。東京-ホーチミン便はいつも満席であり、チケットをあらかじめとってないと代金が高額になり、痛い目に合う。それほど、日本とベトナムを行き来する人が多いのである。ある方に「うちの会社もベトナム進出したかったんだけど、出遅れてしまって、いまさら行くのも…」と言われたことがあるが、今進出を決断しても全く遅くないと言える。おそらく進出をためらっている企業のほとんどが、現地の情報の入りにく
さを理由としているのではないか。
現地情報を手に入れるために何をするべきか。それは、まずは現地に行くことだ。いわゆる2泊3日程度の視察ツアーだけでは十分とは言い難い。少なくとも同じ場所に1~2週間は滞在して欲しい。そうすることで“これがあればもっと便利なのに”だとか“日本にあってベトナムにないもの”、もしくはその反対が見えてくるだろう。
自分の目で情報収集を行うことが一番であるが、それでもやはり限りある滞在の中で、日本人コミュニティでの情報収集が一番手っ取り早く思う。ベトナムには多くのコミュニティがあり、県人会だけでなく、大学の同窓会やスポーツコミュニティ等が沢山ある。自分と共通するコミュニティから入ってい
くのであれば、話もしやすいだろう。実際に現地で働いている人からの生の情報は、大いに役立つに違いない。また進出に際して不安があれば、現地のコンサルティング会社を使
うのも一つの手である。選ぶ決め手は、豊富な知識はもちろんであるが、対応がきめ細かく、かつ話しやすい担当者を見つけることが最も重要だろう。百聞は一見に如かずというように、進出を迷っているのであれば、考えるよりもまずは現地に行ってみることを強く勧める。

 

2.物販は楽しい!

私が勤務する会社は物流企業だが、ベトナム進出を決めた際、物流だけに目を置くということを一旦止め、ニーズがあるものを見つけるということを最優先した。そこで目を付けたのがお酒だった。一軒一軒、飲食店に足を運びお酒を買ってくれる店を開拓する。開拓のために会社は少なくないお金をかけてきた。しかし一旦開拓してしまえば、あとはリピートしてモノが売れるのであるから、良好な関係を築くために投じた費用は、長い目でみれば、安いのかもしれない。継続してお客さんとの関係を築くことが何よりも重要であり、またそれが今ではとても楽しく思える。おそらく飲食店の方からすれば、私は物流会社の社員というよりも酒屋さんだと思われているに違いない

 

3.ベトナム市場の可能性

発展の過渡期にあるベトナムなら、日本のモノに大抵興味を持ってもらえる。売り方・見せ方ひとつで自社製品の市場の可能性が広がるのであれば、試してみない理由はないだろう。課題となる、売り方・見せ方を自社でどれだけ考案し、実施し、改善できるかがヒットさせられるかの決め手である。県産品の今後の市場拡大に大いに期待したい

 

 

引用:  vol.157 2018年 4月号 —かいぎんエコマガ
海邦総研が企画編集し沖縄海邦銀行が月1回発行し、
沖縄の経済と経営を分かりやすく伝える「かいぎんエコマガ」
執筆者: 金城緑
企画編集:海邦総研

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